SBS予防の正しい理解の講義をしました
2016年10月18日ユマ二テク看護助産専門学校にて、SBSの内容を盛り込んだ研修をさせていただきました。
中国天津市からの医療者研修第2弾、今回は産婦人科医小児科医の先生方に、子どもの事故防止と乳幼児症候群とその予防について講義でした。
天津市の年間出生数12万という話に驚きつつさまざまな事故予防や啓発教育はなかなか進んでいないということでした。
子どもの事故防止では子どもの視野が大人より狭いことを体験する『チャイルドビジョン」の制作もしました。全員作成して視野の狭さを体験していただきました。
そしてSBS予防啓発ツールのスケルトン人形を使ってSBSの脳への衝撃をデモンストレーション。先生方は高い高いや、縦抱きでげっぷを出させる行為ではSBSにはならないことも、人形で確認していました。
天津市の出産事情ですが、ほとんどが公立の産科病院での出産で、出産費用は3000元8万円くらいだそうです。そのうち2000元は負担してくれるらしく自己負担は1000元のみだそうです。助産師職はないらしく、これから専門職を養成していく計画だそうです。ので、助産師教育課程についても大変な関心をもっているようでした。
また、天津市は北京市以上に大気汚染が深刻で、日本は空気がきれいで青空が見えるからいい!と多くの先生方が話していたのが印象的でした。
この研修は三重県四日市と中国天津市友好都市であることで実現しました。
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2016年10月31日