• はじめに
• 1.乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)とは
• 2.親たちの泣きに対する不安
• 3.SBSを防ぐために
• 4.SBSの危険性を
  　伝える際のポイント①
• 　SBSの危険性を
  　伝える際のポイント②
• 　SBSの危険性を
  　伝える際のポイント③
• 　SBSの危険性を
  　伝える際のポイント④
• “ストップ・ザ・揺さぶられ症候群”
  DVDについて

①SBSの正しい理解
　SBSを正しく理解している親たちはまだまだ多くありません。そのためSBSの予防には、親が正しくSBSを理解し、揺さぶってはいけないということを十分に知ってもらうことが重要です。

②あかちゃんが泣くことを肯定的に捉える
　そして一方で、あかちゃんの「泣き」について理解を深め、「泣くのがあかちゃん」であり、「泣くこと」を肯定的にとらえられるようになることが重要であると考えます。

　これらの観点から、SBSの要因に効果的に介入するため、簡潔でわかりやすく、かつ親しみやすく予防啓発のために作られたものが、オーストラリアのChildren　Hospital WestmeadのDVDです。

※　SBSの予防には，揺さぶりの危険性の理解だけでなく，衝動性のコントロール・ソーシャルサポートを求める援助要請・環境調整等，様々な予防・介入手法の必要性が考えられますが，ここでの予防は“一次予防の観点から”記述をしています。